1万円で予約サイトを作れって!?

今日は私が昔々、遭遇したびっくりな依頼を紹介。

私の友人の友人が歯科医をしておりまして、サイト開発の話を頂きました。基本的にはホームページでいいんだけど、患者の予約をネットで受け付けたいとのご要望。

ちなみにご予算を聞いたところ。。。

1万円!?

。。。。。。絶句

 

メラメラと怒りがわいてくる。エンジニア舐めてるの?

もちろんそんな暴言は吐きませんでしたが、予算感が低すぎて検討すら出来ない旨伝えました。

調査するだけでも1万円ではできましぇーーん。

ただ、今から思うとその歯科医の方に悪気があったわけではなく、単純に世の中の相場を知らなかっただけだったんです。

あの時は即断ってしまいましたが、今なら予算感をざっくり伝えて、有料だけど調査だけでもしてみますか?と回答しますね。

まあ、これはどの業界でもそうだと思うんですが、自分の業界の常識って、別の業界の非常識であったりします。

で、自分の業界の常識で物事判断する。

なので、商売をする上では、自分の業界の常識とか相場観をお客さんに教えるというのも大切なステップだと思います。

ちなみにホームページであれば、ホームページ提供サービスなんかを使えば月に5000円くらいだせば素敵なものがありますし、予約サービスも月に5000円くらい見込めば、実用的なものは選べます。

なので、ヘンなこだわりを持たないならば、初期設定などで10万円ほど、ランニングで月に1万円ほど用意できれば、それなりのものができんじゃないですか?

と伝えることは可能です。ちなみにこだわり始めたら予算は青天井です。

ランサーズやクラウドワークスが失敗する理由

今回はランサーズやクラウドワークスを利用した開発が、なぜ失敗するのかついて書いてみます。

私自身もこの2つのサービスに登録してはみたものの、仕事を請負ったことは一度もありません。

というか受けたくない仕事ばかりです!

仕事を受けたことがないので、直接嫌な目にあったという実体験は無いのですが、、、トラブル集を見てみると、以下の3つがトラブルの原因のように思われます。

・エンジニアへの報酬が安すぎる

・やりたいことがよくわからん

・信頼できそうなクライアント(そしてエンジニアも)が少ない

 

まず報酬面ですが、びっくりするほどの安い価格の仕事しかありません。まあ発注する立場としてはできるだけ安くあげたいという気持ちはわかるのですが、時給換算でコンビニのアルバイトより低い金額で開発を受ける人は少ないでしょう。

仮に仕事を受けるとしてもその人はプロではなく、素人が独学で勉強して経験値を積みたいケースとか、使いものにならなくてエンジニア市場から締め出された人だと思います。

だって、まともなエンジニアであれば、客先常駐さえすれば月50万は最低でも貰えるんですよ。もう少し単価を下げれば在宅の仕事だってあります。

何が悲しくて自分のスキルを安売りするのか。。。。

逆に言えば、質はどうでもいいからとにかく安くあげたいという覚悟があれば、ランサーズなりクラウドワークスで仕事を投げてみるのも一興です。

ただし納期は守られない、バグは次から次に出てくる。最悪は途中で連絡がつかなくなってしまうというリスクは覚悟しましょう。

 

二つ目のやりたいことがよくわからない、ですが、ほんとうに何が作りたいのかわかってないままで、仕事の依頼をしている人が多すぎます。わからないから、相談含めて手伝ってほしいと言う依頼ならまだわかります。お客さんが作りたいものを明確にしてあげるのもエンジニアの仕事ですから。

一番最悪なのが、やりたいことがわからないから調査からお願いします!と言っておいて仕様が明確になったら、別の安いエンジニアに仕事を投げる輩です。これは詐欺に近い。

相談はタダという意識の人が多すぎますが、相談を受けて調べること自体にもコストがかかっています。エンジニアは知識労働者です。

 

そして最後は信頼できるお客さんが本当に少ないということです。もちろんエンジニア側も怪しい奴が多いですよ!

この手のサービスは匿名だったり、会うことも、スカイプで話すことすらなく仕事を進めるケースがあります。

相手の顔が見えないと、悪いことをしても平気になる人が結構な割合で存在するんですね。

発注側で一番多いのは不払いです。まったく理由もなく不払いにするとさすがに、運営サイトからツッコミが来ますが、バグがあったとか、指示した仕様と異なるとか、なんか理由をつければ通ってしまいます。

そのくせサイトだけはちゃっかり利用していたりするのが許せないところ。不払いまで行かないものの、なんだかんだ理由をつけて支払金額を減らそうという輩も多すぎです。

いっぽうエンジニア側で多いのは、途中で投げ出して音信不通になるケース。きっと本業が忙しくなって、安い仕事なんかやってられなくなったんでしょう。

 

と、つらつら書いてみましたが、要するにお客さん側にしてもエンジニア側にしても、ロクな奴がいないってことが、この手のサービスを使った開発が失敗する根本原因だと思います。

なので、私は自力でまともなお客さんを探すためにこのブログを書いているわけです。

あ、どうしてもクラウドワークスなりランサーズを使いたいという方に、オススメしませんが、成功へのヒントを書いておきます。

1.発注者側の身元を明確にする。エンジニア側の身元も明確にする。

2.運営サイトが提供する信頼度(☆とか)が高い人をなるべく選ぶ

3.プライベートで技術ブログなどを書いているエンジニアをなるべく選ぶ

4.エンジニアのスキルを確認する。具体的に過去にやった仕事を説明してもらう。特に一人でやったのか、チームでやったのかを明確に。

5.契約書をちゃんと書く。お互いを法律で縛る。

6.直接会って面接をする。基本リモートで開発となりますが連絡は密に。電話かスカイプかラインで。メールは止めたほうがいい。

7.報酬は安すぎないこと、その代わり納期に関しては遅延はしないことを約束させる。(納期遅れにはペナルティ、間に合った場合はボーナスがよい)

8.進捗確認はこまめに、もし進捗が遅れだした場合は、他の仕事(多くは本業)が忙しくなってきた兆しなので、今できているモノをとりあえず納品させて部分精算したほうがよいケースもある。

9.過去にうまくいったエンジニアさんがいるなら浮気しないでその人にお願いすべき。価格で人を選んでると絶対痛い目にあいます。