ちょっと思ったこと 働き方

結局は他力本願しかできないのだ

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五木寛之さんが書いた、他力という本を読んでおります。

基本的には仏教(浄土真宗)のお話ですが、人生全般に関してとても役に立つ考え方だと思ったのでブログに書こうと思います。特にビジネスをする上で心得ておいた方がよいお話です。

それはこうゆう例え話です。

昔の船というのは基本、帆船なわけです。

帆で風を受けて進む船。

なので風が無ければいくら大きな帆があっても船は進まなかったりします。

人生と言うのはまさに帆船のようなもので自分の力ではなんともならないのです。

人ができるのは帆を張って風を待つことだけ。

風と言うのはまさに他力のことです。

仏教のお話なので、他力とは仏の導きとか、そうゆう線香臭い話も出てくるのですが、基本は人間にはどうしょうもできない運命の力によって人生が決められるという内容です。

私は宗教に関してはあまり熱心ではないので、他力とは単純に「運」だと捉えています。

まあ、いずれにしても努力でできることなんてたかが知れています。

努力以前に、人は生まれる家を選べません。最初から裕福な家に生まれる人もいれば貧乏でまともな教育を受けられない人もいます。

そもそも努力しても人は必ず死にます。努力しても死ぬものは死にます。

努力していい大学に入っても世の中が混乱状態(戦争や大不況)では不遇な人生を歩む人もたくさんいます。

そもそも普通の努力自体をすることができない境遇の人だっています。身体的、精神的な障害を負っていたり。

本ブログでよく取り上げる起業のケースでもそうです。必死に努力したって、起業が成功する確率は3割程度が現実なのです。

そういえばマルクスさんが資本論の中で、すべての新商品が市場に出る際にはギャンブルに晒されるということを書いていましたね。

いくら新商品を最高に、パーフェクトに仕上げても市場で受け入れられるかどうかは運次第のギャンブルの要素があるのです。

それは、買い手が自分以外の他人である以上は仕方がないのです。他人が最終的にどのような行動をするかなんてわかりません。

と、努力なんかは意味なしと書いているようですが、もちろんそんなことはありません。

努力はとても大事なことです。

 

帆船の例に例えれば、帆が大きければわずかな風をつかんで前に進めます。

しかし帆が小さければ風を捕まえることはできません。

他力とは風のようなもので人の力ではどうすることもできません。

人が出来ることは大きな帆を張ることだけです。

そして努力しなければ大きな帆が張れません

 

もう少し具体的に書いてみましょう。

人は必ず死にますが、食生活に気をつけていれば長生きできる確率は高まります。

学歴は関係ないとよく言いますが、それでも大学に行く方が人生の可能性は高まります。

一生懸命働けば、働かないよりは良い生活を送れる可能性は高まります。

やみくもに起業するよりも、しっかりとマーケティングリサーチして、人々が欲しそうなものをしっかりと意識できれば、成功する確率は高まります。

ボケッと仕事が入ってくるのを待つのではなく、ブログでも書き続ければ、仕事が舞い込む確率は確実に上がります。

 

とまあ、人生は基本的には他力が支配していることは間違いないと思います。運次第と言えるのですが、少なくとも来た運をモノにするのは努力の結果だったりするのです。

私もたまに、それなりに努力しているのに何故報われないんだろう?と自問することがあるのですが、結局は他力本願なわけだし、あえて言えば帆の大きさがまだまだ小さいんだな~と反省して、淡々と努力を続けていこうと思います。

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