速度制限がかかった時のソフトバンクに一言。「速度回復ページくらい爆速で表示してくれ」

先月はたまたま外で作業する日が多かった。カフェだったり、打ち合わせの待ち時間だったり、ちょっとした空き時間を使ってAIと仕事を進めることが増え、そのたびにスマホのテザリングを使っていた。

ChatGPTやClaudeは基本的にテキストのやり取りなので、動画を見るよりは通信量など大したことがないだろうと思っていた。ところが実際には、AIにブラウジングをさせたり、ファイルを生成させたり、長時間AIに長考させてつなぎっぱなしで作業したりするため、気付かないうちに通信量が積み上がっていたらしい。

その結果、スマホのテザリングが上限に到達した。

いわゆるギガ死である。

速度制限がかかった後の通信は、本当に遅い。画像の多いサイトが開かないのはまだ分かるが、ほとんど文字しかないページですら、いつまで待っても表示されない。昔のダイヤルアップ接続を思い出すような遅さだが、当時と違ってこちらは月々それなりの料金を払っているので、懐かしさより先に腹が立つ。

とはいえ、こういう時のために追加データを購入する仕組みがある。

少し金を払えば、すぐ元の速度に戻せる。通信会社としても追加料金を受け取れるのだから、利用者とソフトバンクの利害が珍しく完全に一致している場面である。

そこでMy SoftBankを開き、追加データを購入しようとした。

ところが、その肝心のページが開かない。

速度制限がかかっているのだから遅いのは当然なのだが、こちらはその速度制限を解除するためにページを開こうとしている。病院の受付で「具合が悪いので診てください」と言ったら、「元気になってから受付に来てください」と言われているようなものである。

通信会社として、ここだけは何があっても開くようにしておくべきではないのか。

しかも面白いのは、YouTubeだけは普通に見られることだ。

ソフトバンクではプランによってYouTubeがデータ容量のカウント対象外になっている。おそらく両社の取り決めがあるのだろう。

それはそれで利用者としてはありがたい。

ただ、その仕組みがあるのなら、真っ先に優先すべきなのはYouTubeではなくMy SoftBankではないだろうか。

動画を見るページより、「追加料金を払います」というページのほうが開かない。

商売として考えても、どうにも順番がおかしい。

結局、タイムアウトと再読み込みを何度も繰り返し、5回ほど挑戦してようやく追加データの購入画面にたどり着いた。課金が完了した瞬間、当然ながら通信速度は元に戻った。

AIを日常的に使うようになると、テザリングの通信量は以前よりずっと重要になる。テキスト主体だから大丈夫だろうと油断していると、気が付けばギガが消えている。

ソフトバンクには一つだけお願いしたい。

速度制限を解除するためのページだけは、速度制限の対象外にしてほしい。

金を払いたい客に対して、「まずページが開くまで待ってください」というシステムは、さすがに少しシュールである。